Amazonもオンラインストレージサービスを始めたようです

昨日、SonyのオンラインストレージサービスPlayMemories Onlineに気づいたと思ったら、今日は、Amazonがオンラインストレージサービスのデスクトップアプリをリリースしたというニュースを見かけました(9to5Mac – Amazon releases Cloud Drive desktop app for Mac and Windows)。Amazonといえば、オンラインストレージサービスで現在トップを走っていると思われるDropboxがそのデータの保管先として使っているところなので、その本家がサービスするサービス内容はかなり気になります。そういうわけで早速そのアプリを試してみました。

Amazon Cloud Driveの特徴

Amazonの提供するオンラインストレージサービスの名称は”Amazon Cloud Drive”というらしいです。

  • U.S. Amazon のアカウントを使用
  • 5GB無料
  • 追加20GB〜1,000GBまでの有料プランあり
  • 有料プランは無制限に音楽ファイルの保管が可能
 Storage Plan  Price Songs Photos HD Video
 5GB 無料 1,000 2,000 20 minutes
20GB $20 / year  無制限 8,000 1.5 hours
50GB $50 / year 無制限 20,000 3.5 hours
100GB $100 / year 無制限 40,000 7 hours
200GB $200 / year 無制限 80,000 14 hours
500GB $500 / year 無制限 200,000 35 hours
1,000GB $1000 / year 無制限 400,000 70 hours

全ての有料プランで音楽ファイルが無制限に保管できるということですが、その音楽を聴くAmazon Cloud PlayerというサービスはU.S.オンリーなので日本では使えません。

デスクトップアプリ

  • ダウンロードページ:Amazon – Get the Free Cloud Desktop Apps

( Get the Desktop App > をクリック)

  • システム条件:Mac OS 10.6〜, Windows Vista, Windows 7

インストールすると、メニューバーにアイコンが表示されます。

メニューバーアイコン

アップロードするにはこのアイコンにファイルやフォルダをドロップするだけです。とてもシンプルで良いです。

アップロード中は、アイコンにアップロード中のマークが表示されます。

アップロード中

アップロードが完了すると、完了マークが表示されます。

アップロード完了

アップロードしたファイルをダウンロードする場合は、ブラウザからアクセスします。

ブラウザ起動

スッキリしたデザインで分かりやすい画面です。

ブラウザアクセス

移動などの操作もストレスなくスムースにできます。

ブラウザアクセス:複数ファイル移動

“Upload Files”というボタンがあって、このボタンを押してファイルをアップロードすることもできます。同じフォルダにあるファイルなら複数のファイルを選択して一気にアップロードすることもできました。しかし、フォルダをアップロードするときは、デスクトップアプリを使って下さいとのことです。

感想

アップロード操作がとても簡単で分かりやすくて良いと思いました。Windows用のデスクトップアプリもあるみたいなので、MacとWindowsでデータ共有する場合にも良さそうです。

iOSやAndroidには今のところ対応していないようで、ブラウザでAmazon Cloud Driveのページへアクセスはできますが、ファイルのアップロードはできません。デスクトップアプリがシンプルに作られているので、iOSやAndroid用のアップロードアプリも期待して待ちましょう。


関連記事