Apple EarPodsの使用感

iPod touchに付属しているイヤホンApple EarPodsを2週間程使った感想など。エージングのなんたるかは分かっていませんが、ほぼ毎日数時間使っているので、それなりに慣らしは終わっていると思います。

Apple-EarPods

音質

個人的には満足です。

曲を楽しみたい時、BGMとして音楽を流したい時、いろんな用途で程よく良い音で聴けます。

ソニーのイヤホンとの比較

たまたま、同程度の価格のSonyのイヤホンMDR-XB20EX(希望小売価格 3,675円, 生産完了品)を持っているので、それと比べてみます。

Sony_MDR-XB20EX

MDR-XB20EXの特徴

  • 音漏れを低減して重低音域の迫力をあますことなく再現するダイレクトバイブストラクチャー
  • 直径9mmドライバーユニットの小ささを保ちつつ、快適で安定性の高い装着性を実現するアングルドイヤーピース構造
  • アウトドアでの軽快な使用感を実現するフラットコード
  • 装着性と音質を向上させるハイブリッドシリコンイヤーピース採用

Sonyのイヤホンは、重低音が特徴だけあって重低音がとても強調されます。それに比べるとEarPodsは、高音・低温どちらも特に強調されていない自然なサウンドです。重低音が強調されるイヤホンだと、ノリノリの曲を聴いている時にはテンションが上がってきますが、静かな気持ちでBGMを流したい時には違和感があります。EarPodsの場合は、そういう時にも自然に聴けるのが良いです。

Retina MacBook Pro 15インチのスピーカーとの比較

Retina MacBook Pro 15インチのスピーカーと比較すると、Retina MacBook Proの方が良い音のように感じます。

EarPodsは、インナー型のイヤホンなのでどうしても耳の中の小さなスペースだけで鳴っている気がします。これはどうしようもないですね。

また、いろんな音の奥行きと鮮明度がRetina MacBook Proの方が良いです。

しかし、厳密に聴き比べようと思った時にそう感じるだけであって、EarPodsの音が悪いというわけではありません。EarPodsでもいろんな音はちゃんと奥行きが感じられますし、ギターやベースをピッキングする音はぞくっとする程良い音がします。これは、EarPodsがインナー型イヤホンで耳の中の鼓膜に近いところで音が鳴っているせいでしょう。Retina MacBook Proで聴くより個々のピック音を良い音で聴くことが出来ます。Eric ClaptonのTears in heavenや、Slashがアコースティックギターで演奏するSweet Child O’ Mineなどを聴くととても心地良いです。

 

装着感

私の耳には程よい装着感です。

Fitting_EarPods

耳の穴に滑らせて挟み込むような感じで装着し、耳の軟骨が軽く支えるような感じになります。そのため、意外としっかりホールドされてぐらつく感じはありません。また、耳の軟骨が軽く支えていますが、長時間つけていても耳が痛くなるようなことはありません。

流石に、ベッドに入って、枕に耳を押し付けるような状態で長時間耳を圧迫していると、耳の軟骨が痛くなってきます。寝ホンに使う場合、寝返りを頻繁にするような人は、ソニーのイヤホンのようなシリコンゴムのキャップがついているタイプの方が良いかもしれません。

清潔感

全体がプラスチックなので、耳あかがつきにくく、清潔感を保てます。

シリコンキャップだと、耳あかがシリコンキャップに付着してすぐに汚れてしまいます。そういうのが無いのが良いですね。


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