Easy Digital Downloadsの概要と導入手順

概要

Easy Digital Downloadsは、WordPressでダウンロード商品を販売・管理する無料のプラグインです。

Easy Digital Downloads単体で、大まかに次のことができます。

  • お客さんにPayPalで決済してもらう
  • PayPalから決済完了通知が来たら次の処理をしてくれる
    • ダウンロードリンクを画面に表示
    • お客さんにメールで領収書を送付
    • 自分(販売者)に商品が売れたことをメールで連絡
    画面に表示する内容やメールで送信する内容はテンプレートがあり、WordPressの記事を編集するのと同じようにある程度カスタマイズできます。
  • WordPressの管理画面で次のことを管理できる
    • 商品(ダウンロードリンクの有効期限など)
    • 商品の売り上げ(サマリー表示、グラフ表示)
    • 商品のダウンロード履歴
    • 顧客管理

これだけでよければ全て無料でできます。あとは、PayPalの「プレミア」もしくは「ビジネス」アカウントを用意するだけです。アカウントの種類が「パーソナル」の人は無料でアップグレードができますが、手続き完了までに1週間程度かかりますので、まずPayPalのアカウントをアップグレードする申請を始めるのが良いです。

PayPalで決済してもらった場合、手数料は次の通りです。

月間販売の受取り総額 取引あたりの手数料
¥0 – ¥300,000 3.6% + ¥40
¥300,001 – ¥1,000,000 3.4% + ¥40
¥1,000,001 – ¥10,000,000 3.2% + ¥40
> ¥10,000,000 2.9% + ¥40

これに加えて、PayPalアカウントから自分の銀行口座にお金を引き出す際、引き出し金額が50,000円未満の場合は250円の手数料がかかります。

導入手順

Easy Digital Downloadsの導入方法を順に説明します。

  1. インストール方法
  2. 設定方法
  3. 商品の追加
  4. テスト方法

追加プラグイン

Easy Digital Downloadsには数多くの追加プラグインがあって、それらを利用すればもっといろんなことができます。例えば、販売した商品を無料でバージョンアップしたい時に、メールで購入者にそのダウンロードリンクを連絡するとか、商品をライセンス管理するとか魅力的なものがたくさんあります。しかし、魅力的なものほど結構な値段がします。メールでバージョンアップ版のリンクを連絡するEDD Product Updatesは$89で、ライセンス管理するSoftware Licensingは$199です。

私が、一番利用したいと思ったのは、クレジットカードの決済が簡単に出来るStripeを使えるようにするStripe Payment Gatewayです。Stripeは、お客さんが支払い手続きをする手間がとても少なくて、簡単に決済ができます。手数料は取引あたり3.6%で、銀行口座への振込手数料は無料です。しかし、このプラグインの値段は、$89で、私が販売しようとしている商品は単価が安いし、まだ売れるかどうかもわからないので、この金額を初期投資するのは二の足を踏みます。

そこで、私は自分でこれを作りました。作ってみてわかったのですが、PayPalと違って簡単に安心して使えました。PayPalだと、API証明書を取得するのに色々と手間がかかったり、運用前に動作確認でテストしようと思うと、テスト用アカウントを作る必要があって、いろんなドキュメント読んでいたら半日以上も時間がかかりました。一方、Stripeは、APIキーは管理画面に表示されているのでドキュメントを見るまでもなくすぐにわかりますし、テストかどうかは自動的に判断してくれるようで何もする必要がなくテストもすごく楽でした。そして、そもそもEasy Digital Downloadsの設定画面にPayPalのユーザー名とパスワードを入力するのがすごく不安でした。ユーザー名とパスワードを無料で何の責任も持たないソフトに入力するなんて、とても怖くてできません。Stripeだとその必要がなくて安心です。

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