最近、iPadアプリのMacバージョンを作っていて四苦八苦しています。Macアプリ用のメソッドはなんとなく古臭い感じで、iOSのメソッドは洗練されているのがよく分かります。普通に作ってもユーザインタフェースはアニメーションしませんし、見た目もイマイチです。しかし、シミュレータを使わずにアプリの動作を確かめられるのが楽です。パフォーマンスも段違いですし、iPad用アプリで待機中アイコンを表示させていた処理は全く必要ありません。そして、ユーザインタフェイス面で一番大きな違いといえば、タップとマウスクリックの違いです。マウスカーソルをのせた時にボタンの内容を表示させようと、ツールチップの設定を探したんですが、あまりにも予想外のところにあってびっくりしたので記録に残しておきます。
Xcode4でツールチップの設定
ユーザインタフェイスの設定の多くは、Attribute Inspectorで行いますが、ツールチップの設定はなんとIdentity Inspectorです!
確かにカテゴリ的にはIdentityの設定でいいような気もしますが、使う側はそんなに深く考えて探しません。きっと多くの人がここで設定するのが分からなくて探していることでしょう。