Xcodeでスナップショットから復元する方法

普段は、gitを有効にして、細かい変更のやり直しとかは便利にgitでやっているのですが、スナップショットから復元する機会があって、どうやって復元すれば良いのかしばらく悩んだので、そのやり方を書いておきます。私がスナップショットから復元することになったのは、プロジェクト名やターゲット名を含めてアプリ名を変更し、その時にXcodeがスナップショットを取ってくれていたので、それを使って元に戻したくなったのです。 もう少し具体的に言うと、アプリ申請前のValidationでcode signエラーがでてAppleのDeveloper Supportに問い合わせたところ、アプリ名が他のiOSアプリとダブっているせいだから名前を変えろと言われて名前を変えたのですが、結局名前は関係なかったので、iTunes Connectに紐づいているアプリIDの以前の名前の方に戻すことにしたのです。アプリ名を変更する手順も分かりにくいので、参考までに書いておきます。

アプリ名を変更する方法

名前を変更するには、ターゲットを選択した状態で、File Inspectorを見て、Project Nameの部分を変更してReturn キーを押します。 Returnキーを押すと、変更対象を選択する画面になるので、必要なものを選択します。 Macアプリだとメニューの文字列も変更してくれるような選択画面になりますが、変更もれなどもあるので、メニューのユーザインタフェイスファイルやヘルプファイルなどは変更後に自分で確認したほうがよさそうです。 この名前の変更時に、スナップショットをとるかどうか聞かれるので、スナップショットを取っておきます。

スナップショットから復元する方法

スナップショットは、Organizerで確認できます。 しかし、復元には、Organizerは使いません。ここが盲点です。 Xcodeで、Fileメニューから、”Restore Snapshot…”を選択します。 すると、Organizerで確認したスナップショットが表示されるので、戻したいスナップショットを選択します。


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