FLASH動画ファイルを再生できるVLC Media PlayerがRetina対応バージョンをリリース

Youtubeなどの動画サイトでダウンロードしたファイルがFlashのflv形式だった場合、Macでは標準のツールで再生できません。そこで、活躍するのが今回Retina対応バージョンをリリースしたVLC Media Playerです。

以前は、Perianというツールをインストースすれば再生や変換ができたのですが、OS X Lion対応が長らくされていませんでした。そして、OS X Lion対応まだかなーと心待ちにしていたら開発中止になってしまいました。

そういうわけで、flvファイルの再生にはこのVLC Media Playerを使うのが良さそうです。

Apple Storeではなくオフィシャルサイトからダウンロードする形になります。アイコンがちょっと意味不明で怪しいのでインストースするのが怖いですが、Mac版、Windows版、Linax版全部合わせて2005年から今までに10億以上ダウンロードされているので(VLC download statistics)、死なば諸共です。

■オフィシャルサイト:VideoLAN Organization

■特徴:多くのメディア形式やストリーミングプロトコルに対応する高機能なメディアプレイヤーです。

■サポート入力フォーマット:

  • MPEG (ES,PS,TS,PVA,MP3)
  • AVI
  • ASF / WMV / WMA
  • MP4 / MOV / 3GP
  • OGG / OGM / Annodex
  • Matroska (MKV)
  • Real
  • WAV (including DTS)
  • Raw Audio: DTS, AAC, AC3/A52
  • Raw DV
  • FLAC
  • FLV (Flash)
  • MXF
  • Nut
  • Standard MIDI / SMF
  • Creative™ Voice

設定でOS X Lionのグレー表示とQTXのブラック表示が切り替えができます。

変更内容

Retina対応の他に次のような変更が行われています。

2.02の変更点

  • インターフェースの改善
    • プレイリスト、サービス、メディアライブラリ間でアイテムをドラッグ&ドロップで移動可能
    • リサイズ時のアスペクト比のロックが可能
    • フルスクリーンモードで終了したら次回起動時はフルスクリーンモードで起動
    • Growl 1.3のサポート(デフォルトは無効)
    • パフォーマンスの改善
    • etc…
  • 古い機種での再生をサポート(intel GMA950のグラフィックスを使ったMac)
  • 数百のバグ修正


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