WWDC2012のビデオを見ていたら、入力した文字をソートする小技が紹介されていました。ビデオではXcodeに入力したコードをソートしてユニークにしていましたが、サービスを使った仕組みなので、テキストエディット、メモ、Safariなど、サービスが使えるアプリでも同じように使えてとても便利です。
実行例
Xcode でソースコードをソート
同じ内容の行がある部分を選択して、サービスの”Sort and Unique”を選択すると、ソートされて重複部分がユニークになります。
テキストエディットで文字列をソート
テキストエディットでも機能します。
サービスの作成
ソートしてユニーク処理するサービスを作成します。
(1) Automatorを起動
(2) サービスを選択
(3) サービスを定義
- 「ユーティリティ」にある「シェルスクリプトを実行」をダブルクリック
- 右上の「選択されたテキストを出力で置き換える」にチェック
- シェルスクリプトを記述: sort | uniq
※ ソートだけしたい場合は、シェルスクリプトに sort とだけ記述します。
(4) サービスに名前をつけて保存
使い方
(1) ソートしたい範囲を選択
(2) 右クリック
右クリックメニュー(コンテキストメニュー)に保存したサービス名が表示されるので、選択します。