MacworldでブラウザーTipsとして紹介されていた小技の中で、Google Chromeアプリがどんどん肥大化してストレージを圧迫しているという記事が面白かったのでご紹介します。
普通、ブラウザーがストレージの空き領域を圧迫していると言うと、訪問したページをローカルにキャッシュとして保持しているせいだろうと考えます。しかし、今回のTipsはそうではなくアプリそのものが肥大化しているのです。
記事を読んで自分のiMacに入っているGoogle Chromeアプリのサイズを確認してみました。
わぉ!2.94GBもありました!
アプリが肥大化する原因
Google Chromeは、なんとアプリの中に今まで使った全てのバージョンを保持しているのです。
アプリを右クリックしてパッケージの中に入って見てみると、”Versions”というフォルダの中に今まで使った全てのバージョンが保管されてました。
とんでもない数が保管されていますね。もし、MacBook Airで空き容量をなんとかかんとかやりくりしながら使っていたとしたら、これを見て発狂するかもしれません。
記事によると、本当は2世代だけキープしてそれより古いバージョンは削除されるはずが、削除されずに残ってしまうケースがあるとのことです。
対処方法
とりあえず、最新バージョンだけ残して削除して問題ないようです。
しかし、削除してもファインダが表示するアプリのサイズは変わりません。試しにアプリを複製してみると、114.6MBと表示されます。
ということは、実際に必要なディスクサイズは114.6MBになったものの、依然として2.94GBのストレージ領域を占有している可能性があります。
これを解決するには、アプリを一旦アンインストールして再インストールするのが良さそうです。
AppCleanerで削除します。
637MBありました。637MB-114.6MB=522.4MBのほとんどはキャッシュでしょう。
再インストール
最新バージョンをダウンロードして再インストールしました。
59.9MBです!
とってもスッキリしました!!