アプリを作る時にいろんなところにIDやら名前やら登録する必要があって、いったいどこに設定されたものがどこで使われるのか分かりにくくなっています。そこで、その関係をまとめてみます。
Provisioningnのアプリ定義
アプリを作る時は、先ず最初にProvisioningサイトでApp IDを採番する必要があります。
iOSのProvisioning – App ID
MacのProvisioning – App ID
Team ID: 一人で開発しているのにTeam IDという名称がつくのには違和感を覚えますが、iCloudを使用する時にiOSアプリとMacアプリを紐付ける役割を果たしています。
iTumes Connectのアプリ定義
iTunes Connectで”Add New App”ボタンからアプリ定義を作成します。
Metadata
バージョン単位でアプリの説明をMetadataとして設定します。
ここでApp Name として設定した名前がApp Storeに並んだ時のアプリ名として使われます。各言語別に設定可能です。
App Nameは、アプリのステータスがIn Reviewの間は変更できますが、いったんApp Storeに並んでしまうと変更できません。
Xcodeの設定
Bundle Identifier
Bundle Identifierを先に定義したアプリのBundle Identifierに合わせます。
Bundle Identifierは、デフォルトではプロジェクト作成時のドメイン+プロジェクト名に設定されます。
アイコン名
アイコンになった時に表示されるアプリ名はinfoで設定します。
Bundle display nameに設定した名前がアイコンになった時に表示されるアプリ名として使われます。
同じ機能のアプリでiOS版とMac版を作ると、アプリ名にfor Macなどと入れたくなりますが、アプリ申請時にfor Macという名前が入っているとRejectされるという警告が出たりするので、for Macという名称を使わないのが無難です。