Macbook Pro用に、Bluetooth接続のマウス(LOGICOOL Bluetoothマウス m557 グレー M557GR)を買いました。20日ほど使ったので、使い勝手をレビューします。
購入の動機
MacBook ProにはUSB3のポートが2つ付いていますが、私は次の3つのUSBデバイスを使っています。
- Time Machineバックアップ用のストレージ
- Logicool マウス(MX 1000 Lasser)
- iPad Air/iPod touch
iOSアプリの開発で実機テストをする時に、マウスを外して実機を接続しなければならず、マウスが使えなくなってしまうのです。トラックパッドも十分操作しやすいのですが、ピクセル単位で範囲選択したり細かい操作はやはりマウスの方が楽で、そういう操作を長時間やっているとストレスがたまります。
そして、ついに我慢の限界がきてUSBポートを使わないマウスを購入しました。
操作割当ボタン
Logicoolのドライバーをインストールすると、通常のクリック以外に、3つの操作を割り当てることができます。(ドライバダウンロードページ)
ホイールを左右にチルト
ホイールを押し込む
ホイール下のボタン
使用感
戻る・進むボタン
購入する前に一番気になったのは、戻るボタンです。今まで使っていたLogicool MX1000では、マウス側面の親指の位置に「戻る・進む」ボタンが付いていて、とても便利だったからです。
今回購入したm557には写真のように側面にはボタンが付いていません。
「戻る・進む」の操作は、ホイールのチルトで行います。購入の前の危惧どおり、m557を使い始めた当初は、やはりチルト操作だと少し違和感があり、今までのマウスの親指でボタンを押す便利さにはかなわないと思いました。しかし、20日間使い続けた今では特に違和感なくスムースに操作できています。そして、mx1000ではXcodeで「戻る・進む」操作でソースコードの履歴を行き来させるのに特殊な割当をしないといけなかったのですが、m557では何も設定しなくてもできました。快適です。
重さ
とても軽いです。今までのマウスが171gで、m557が107g(電池込み)なので、40%ほど軽くなりました。しかし、軽すぎるというほどではなく、ある程度重みがあるので安定感があり、ちょうどいい重さです。
大きさ
少し小さめです。私は手が小さいのですが、手の甲には一切触れません。指の根元にマウスの後部が触れる感じでつかんでいます。そのため、軽いせいもあり、マウスを左右にふるのがとても楽になって、マウスの可動範囲が広くなりました。MX1000は手のひら全体でマウスをつかむ感じだったので、マウスカーソルを移動させる時は手全体を動かす必要がありましたが、m557では親指と小指でつまんでいる状態のところに少し力を加えるだけでほとんどの範囲にマウスカーソルを動かせます。
形
Magic Mouseよりは平べったくなく、湾曲していますが、それでもMX1000よりは平べったいです。そのため、無意識に力を入れてクリックすると、指が反るような感じになって、使い始めた当初は指が痛くなりました。これは私の指が短いせいもあると思います。今では、指の腹でクリックするのではなく、指を伸ばさずに少し曲げて指先で上から押すようにクリックしています。
クリック感
とても軽快にクリックできます。音も良い感じです。
バッテリ
エネループで使っています。ドライバーの環境設定でバッテリーの残量を見ることが出来ます。20日間使ってこの程度の減りなので、1回の充電でかなり電池がもちそうです。
表面の材質
光沢があって汚れにくくなっています。
ホイール
あまり音もせず滑らかにスクールします。今まで使っていたmx1000は、もうかなり長い間使っているせいか、スクロールする度にガタガタと音がして不快だったのでとても良くなりました。
Bluetooth接続
家のWi-Fiは5GHzで接続しているので、特に干渉することもなく、接続切れもありません。また、Macをスリープ運用しても接続が切れることもなく、購入時や再起同時の接続も簡単にすぐにつながります。
まとめ
買って良かったです。軽くて扱いやすいです。値段はかなり安いですが、かといって、見た目はそんなに安っぽくもありません。割当ボタンが少ない点と人間工学的な形をしていない点がやや不満ですが、十分目をつぶれる程度です。そして、なにより、USBポートを使わないのが最高です!