OS X Lion 10.7.4 と Safari 5.1.7 がリリースされたので恐る恐るアップデートしてみた

OS X LionとSafariのアップデートが来ました。前回の10.7.3ではすぐに不具合報告があって、緊急のパッチバージョンが出たもののMacアプリが申請ができなくなってしまって困ったので1日様子見をして、恐る恐るアップデートしてみました。

個人的に気になるアップデート項目は、インターネット接続時のPPPoE接続共有の改善、デジタルカメラのサポート機種の追加とSafariの安定性向上と Adobe Flash Player のセキュリティ対策です。

OS X 10.7.4アップデート内容

Resolve an issue in which the “Reopen windows when logging back in” setting is always enabled.
Improve compatibility with certain British third-party USB keyboards.
Addresses permission issues that may be caused if you use the Get Info inspector function “Apply to enclosed items…” on your home directory. For more information, see this article.
Improve Internet sharing of PPPoE connections.
Improve using a proxy auto-configuration (PAC) file.
Address an issue that may prevent files from being saved to an SMB server.
Improve printing to an SMB print queue.
Improve performance when connecting to a WebDAV server.
Enable automatic login for NIS accounts.
Include RAW image compatibility for additional digital cameras.
Improve the reliability of binding and logging into Active Directory accounts.
The OS X Lion v10.7.4 Update includes Safari 5.1.6, which contains stability improvements.

■ 参考：OS X Lion 10.7.3でサポートされた機種

SafariはOS X Lionの10.7.4の中に5.1.6が含まれているので、OS X Lionのアップデートの後で「ソフトウェア・アップデート」の確認を行うと5.1.7にアップデートできます。

システムのメモリが不足している場合のブラウザの応答性が向上
ピンチジェスチャによる拡大／縮小操作後に、Web ページが応答しなくなる問題を修正
ユーザ認証フォームのある Web サイトに影響を及ぼす可能性のある問題を修正
最新のセキュリティアップデートが適用されていない Adobe Flash Player を無効にし、Adobe の Web サイトから最新バージョンをダウンロードするオプションを表示。

自動的に無効にされた Adobe Flash Player を有効にする方法

10.7.3では、一時期アプリ申請ができなくなってしまって困りましたが、10.7.4はアプリ申請できました。

リリース用のProvisioning Profileをダウンロードすると、自動的にインストールして原因不明のエラーが出ていましたが、そのメッセージが変わっていました。

■ 今までのメッセージ

■ 変更されたメッセージ

システム環境設定にインストールできるのは開発用のプロビジョニングプロファイルのみです。プロダクション用のプロビジョニングプロファイルはXcodeに読み込まれます。

リリース用のプロビジョングファイルはインストールする必要がないということですね。この原因不明エラーのおかげで1ヶ月ほどAppleとやりとりして時間を無駄にしたので変更されて良かったです。