lifehackerでMacでもWindowsでも同じようにオンラインストレージサービスへファイルを暗号化して保存する方法が紹介されています。(lifehacker – TrueCryptでDropboxのデータを暗号化して利用する)
TrueCryptによる暗号化保存
TrueCryptというオープンソースの暗号化仮想ディスク作成ソフトを使用します。
ダウンロードサイト:TrueCrypt – Downloads
インストール、操作方法はlifehackerのページで丁寧に説明されているのでそちらをご覧ください。
TrueCryptの使い勝手
ファイルを保存する時および保存したファイルを参照する時ともにTrueCryptを起動し、暗号化フォルダをマウントするという手順が必要になり、少し煩わしく感じます。
ZIPファイルに圧縮&暗号化保存
lifehackerではもう1つの方法として、ZIPファイルに圧縮して暗号化保存する方法もあると言っています。
Macではターミナルでコマンドを実行してファイルを圧縮暗号化します。
$ zip -e encripted.zip s*.txt Enter password: Verify password: adding: secret.txt (deflated 61%)
暗号化方法の使い分け
昨日紹介した方法を含めると、Google DriveやDropboxに暗号化してファイルを保存する方法が3つあります。
暗号化方法 | Mac | Windows | 備考 |
---|---|---|---|
暗号化ディスクイメージを作成 | ○ | × | Automatorの自動化スクリプトあり |
TrueCryptで暗号化フォルダを作成 | ○ | ○ | 暗号化、複合化ともに少し手間がかかる |
ZIPファイルに圧縮&暗号化保存 | ○ | ○ | ターミナルでコマンド実行後に暗号化ファイルを移動 |
Mac限定での使用を考えると、OS標準のディスクユーティリティを使った暗号化ディスクイメージの作成が一番手軽で安心です。
MacとWindowsの共有が必要な場合は、TrueCryptかZIPファイルによる暗号化になります。ZIPファイルによる暗号化の方が手間が少ないですが、セキュリティの観点から見ると複合化に手間がかかる方がより安心とも言えるので、よりセキュリティを高めたい場合はTrueCryptを選択することになると思います。
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