iPad/iPhone 録画対応フルセグTVチューナーがアップデート

iPad/iPhone で録画してフルセグTVを見ることが出来るチューナーの本体ファームウェアと視聴アプリがアップデートされました。

アップデート

本体ファームウェアのアップデート

アプリ起動時にファームウェアアップデートのポップアップウィンドウが表示され、自動的にアップデートが始まります。

デジタルTVチューナーのファームウェアを更新しています。
本体のランプがオレンジ色に点灯している間は、ACアダプターを抜かないでください。

更新が完了すると、デジタルTVチューナーが自動的に再起動します。

ランプが赤色になったら、アプリケーションを終了して、端末の[設定] – [Wi-Fi]でデジタルTVチューナーのアクセスポイントを選択してください。

視聴アプリのアップデート

バージョン 2.1.002 の新機能

2.1.002の主な内容
・iPadでは表示可能なサムネイルがあるときはサムネイルを録画番組情報に表示します。
・音ズレが起きる事がある問題を修正しました。

変わったこと

■ 音ズレ

一番大きな変更が音ズレがなくなったことです。
これまでは、トーク番組やニュースなどではっきりわかるのですが、かなり頻繁に1秒程度音がズレていました。口の動きと音声が全くあっていないので気持ち悪くて画面を見ていられないくらいでした。その音ズレがなくなって映像と音が同期するようになりました。

■ その他

録画データの削除が短時間で完了するようになったような気がします。今までは削除ボタンを押してから削除が完了するまで2秒程度かかっていたのが1秒程度で済むようになった気がします。比較できないので気のせいかもしれませんが。

まだ残っている不具合

■ 削除しても残量に反映されない

録画済みの番組を削除してもHDD残量が再計算されません。そのため、残量が不足して番組予約できないという警告が出てからデータを消しても番組予約できません。

回避策としては、アプリを終了して、タスク一覧から赤丸ボタンを押してアプリを強制終了したあとでアプリを起動します。もしくは、頻繁に録画データを整理して、十分に空きを作っておくことです。そうするとiPadを使っているうちにアプリがリフレッシュされて起動時に残量の再計算が行われます。

その他

■ 使いにくいところ

アプリ起動時に必ずチャネルの電波を受信して視聴できるようにします。これが4、5秒かかるのですが視聴可能になるまで操作ができないのです。録画した番組を見たい時や、番組表を確認したい時、他のチャンネルに合わせたい時など、すぐに操作したい時が多いので無駄な時間だと感じます。

録画した番組を見る時のサーチ機能が貧弱すぎます。CMをスキップさせるとか、サッカーのゴールシーンを探して見たいとかが実質できません。2倍速視聴などの短時間で視聴できるような機能もありません。録画した番組は最初からそのまま見るしかありません。

1日に1回程度 HDDのリンクが切れます。しかし、これは私がサポートされていないHDD使っていてしかもそのHDDがPCでも故障していると認識されたものなので、HDDが原因の可能性が高いです。しかし、こういう面倒くさいことが起こると時間とお金の無駄なので、専用HDDを購入した方が良いかもしれません。

■ Mac版のアプリ

音ズレや残量表示の不具合を電話で報告した時にメーカーのサポートに聞いてみたのですが、この録画対応チューナーにはMac版のアプリはないようです。近々でるという話も聞けなかったので当分でないのでしょう。iPadでTVを見ている時に別の目的でiPadを使いたいことがあって、MacのアプリでTVを見ることが出来たらやはり便利だと思います。

■ 良いところ

  • 新しいiPadのRetina画面で視ると、とても綺麗です。ワンセグ放送とは比べ物になりません。
  • BS/CS放送を見ることが出来ます。ワンセグではBSはみれません。
  • 家の中のどこにでも簡単に持って行って見ることができます。
  • お好みチャンネル登録が便利(よく見るチャンネルの番組情報が即座に確認できます)。

まだ発売されたばかりの製品なので色々と使いにくいところはありますが、私には価格以上の価値があります。家の中でiPadを使ってフルセグTVを視たい方には自信を持ってお勧めします。

SoftBank SELECTIONでは、専用HDDとセットで割引になるキャンペーンが行われています。


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